T社(工業包装)
我社はミャンマーから技能実習生を受け入れました。
きっかけは正直な話、外国人の技能を育成する話があり、当社の働き手不足も重なって実習生の受け入れを決意しました。
実習生受け入れに対しては、最初は悩みと不安でいっぱいでした。
実習生受け入れを決断後、組合の方と一緒に現地まで面接に行った時、明るい笑顔が印象的でした。
実際に受け入れて仕事をはじめてから、ミャンマーの実習生の真面目さと仕事に対する熱意をすごく感じました。好奇心が強いというか、レベルアップの意欲も強く、しっかりと質問してきます。
彼らにっとては、外国語である日本語を使っての説明なので難しい内容だと思いますが、知りたいことをどんどん聞いて吸収するという意欲と熱意が、社内の者も感動させてくれます。そのおかげで、コミュニケーション能力と語学力の上達も早く、職場も明るく元気になりました。
実習生達の働きぶりを見て現場の日本人職員もやる気が出ています。実習生は日本人の見本となっている側面もありますね(笑)。
今では、実習生の先輩が後輩に通訳して仕事を説明してくれるので、良い流れができてありがたいですね。すごく助かっています。
真面目で欠勤もなく覚えも早いので、欠かせないスタッフとして一緒に働いています。できれば今後とも、実習生をたくさん受け入れていきたいと思っています。
当初の悩みは、今になっては余計な心配だったと思いました。
F社(農業栽培)
我社は田舎に工場があり、フルタイムで働ける従業員が少なく、人材の高齢化もあり困っていたところ、知り合いの会社の社長に実習生の受け入れを進められたのがきっかけです。
外国人だからということで、抵抗感は正直ありました。しかし、知り合いの会社の実習生の前向きな様子を見て、大丈夫だろうと思い、我社も実習生受け入れることを決めました。
受け入れてみると、教育がしっかりとした送り出し機関から選考して紹介されたので、社内の人たちも、実習生にも、受け入れに困る事はありませんでした。
実習生が我社に来て半年ほど経ちますが、ミャンマー人は器用で、我社にとっても一番合っていると思います。いつも元気な挨拶で、現場の中が明るくなりました。
若い実習生に来てもらっているため、中高年の日本人従業員は自分の子みたいに接するので、職場の雰囲気は暖かい感じです。
実習生を通じて、ミャンマーの人を敬う文化や食べ物の食文化などが分かってきました。異文化交流ができて、いいことだと思います。
実習生たちの影響もあって、私自身もミャンマー語を習い始めました。結構難しいです。
仕事覚えるのも早いし、今は現場の作業内容にも安心して任せることができ、とても信頼できます。
ミャンマー実習生の心優しさと勤勉な姿をみて、ミャンマーの方達の実習生受け入れを続けようと思っています。
M社(工業包装)
Q.受け入れる前の印象はどうでしたか。
A.ニュースや新聞で見ると、技能実習生の失踪など、あまりいい印象はありませんでした。
社員たちとの交流やコミュニケーションが取れるか等で、漠然と心配していました。
Q.受け入れた後の印象はどうですか。
A.いい人達と思います。社員とも仲良くできて、休みの日にはバーベキューをしたりして楽しんでいます。
Q.仕事ぶりはどうですか。
A.当社の給料は高い方ではないのですが、文句も言わず、きちっと働いてくれてありがたいです。
Q.組合についてはどう思われますか。
A.以前は組合のサポートというのがわかりませんでした。
基本的に、1ヵ月に1回見に来てくれるので、本当に助かっています。ちょっとしたことでも気軽に聞けるので、安心しています。
Q.実習生に対してメッセージお願いします。
A.技能実習期間3年間は短いと思いますが、しっかり技術を学んで帰ってほしいです。
次の実習生にも先輩の立場として接し、技能を教えて、共にレベルアップしていけるように頑張って下さい。
N社(縫製産業)
ミャンマーでは縫製産業の企業が多くあり、当社でもミャンマー企業への下請けをお願いしています。
そういった中で、ミャンマーへの技術移転、人材交流を通じてより良い品質の製品ができることを期待し、この技能実習制度を利用してミャンマー人を受け入れることを決めました。
実際の受け入れについてはIST協同組合がフォローして下さり、良い人材を受け入れることが出来満足しています。
いろんなことにすぐに対応ぢていただけているので、非常に助かっています。